Dreaming-Wings.jp3D CG>F-4EJ改 ファントムII

■ F-4EJ改 ファントムII■

McDONNELL DOUGLAS F-4EJ KAI PHANTOM II

マクドネル・ダグラス F-4 ファントムIIは米海軍の艦上戦闘機として開発され、その空軍仕様が米空軍に採用されたのを始め、世界で5,000機以上が生産された傑作機として知られています。

航空自衛隊では F-86F 戦闘機の後継として採用を決定、F-4EJ として 1971年に配備を開始、最初の2機はマクドネルダグラスから完成機輸入、次の11機は三菱重工がノックダウン生産、以降は三菱重工がライセンス生産する形で、140機が生産されました。

1984年にはアビオニクス等の近代化を図る改修を受けた F-4EJ改が誕生、現在では主力要撃戦闘機の座を F-15 に譲ったものの、21世紀になる現在も要撃・支援戦闘機として 3個飛行隊が F-4EJ改を装備して日本の防空に従事しています。


AREA RULE

F-4 の胴体は主翼の付け根付近で細く絞り込まれています。これは断面積の急増する主翼付け根付近の胴体を細く絞り込むことで、抵抗の抑制を図るという「エリアルール」と呼ばれる設計です。初期の超音速戦闘機が音速を突破することができたのは、このデザインの恩恵が大きかったといえます。

また、元艦上機の名残である主翼の折りたたみ機構を境に、主翼の外翼は12度の上半角がつき、水平尾翼は24度の下半角がついており、これが独特のアウトラインを形作っています。


AIR TO SURFACE MISSILES

F-4EJ 改へと改修された際に、F-4 には空対艦ミサイル ASM-1 の運用能力が与えられました。この他通常爆弾やロケット弾等、多彩な兵装を装備できるという特長が F-4 を傑作機たらしめた要因の一つといえます。この特長は、F-4EJ に要撃戦闘機から支援戦闘機への転用という道をもたらしました。


RUSHING PHANTOMS

J79 エンジンのアフターバーナーを焚いて、疾駆する F-4。ノズルの外に出ている火炎も表現できればよかったのですが、いまだに Shade でうまく表現する方法が見つかりません…。こうした流体の表現が Shade の今後の課題といったところでしょうか。


DIAMOND FORMATION

F-4 と F-15 の異機種編隊。


JASDF'S VALIANT WINGS

同じく異機種編隊。F-4 がブレイクしていきます。


BLACK BROTHERS

第202飛行隊閉隊記念塗装の F-15J と並ぶ、第8飛行隊創設40周年記念塗装のF-4EJ改。


PANTHER HEAD

ブラックファントムの機首のアップ。テクスチャが不正確なのと、コクピットの内装がいいかげんなのがばれる…。

F-4 の機首のマーキングといえば、シャークティースが思い浮かびますが、8SQの場合はやっぱりパンサーヘッドですね。

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